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仕事のストレスやイライラを解消したい人は、考え方を変えてみよう

Work Style  

みなさん、仕事のストレスやイライラはどうやって解消していますか? 

海外旅行や食事、そして大好きなショッピングをするという人は多いですよね。「自分へのご褒美」なんて言いながら、ちょっと贅沢な週末を過ごすという人もいると思います。

でも「どれだけ遊んでも、なんかスッキリしない!」なんて経験はありませんか?結局スッキリしないまま出勤して、どんどんストレスが溜まっていくなんてことも。せっかく時間やお金をかけたのに、なぜこの繰り返しになるのでしょうか? 

それはあなたの仕事に対する考え方に原因があるのかもしれません。今回はあなたの仕事のストレスや悩みの解消につながるかもしれない、仕事に対する考え方やものの見方をお伝えします。

仕事とストレス、人間関係が大きな原因?

仕事とストレスについては、多くの人が悩んでいるというデータがあります。

エン・ジャパンが2016年に20代~50代のサイト利用者を対象に「ストレス解消について」アンケートを行いました。その結果、「9割の人が仕事でストレスを実感」しているとのこと。ほぼ全ての人が何らかのストレスを抱えて仕事をしているということですね。

同調査のデータでは、仕事でストレスを感じる要因の第一位に「上司との人間関係」、第四位に「同僚との人間関係」と、社内における人間関係がストレスや悩みの種であることがうかがえます。

これらの結果を踏まえて、ストレスや悩みに振り回されないための、仕事に対する考え方を見ていきましょう。

考え方その① 仕事のストレスは仕事でしか解消できない

上でも挙げたように、仕事でのストレスや悩みを解消しようと休日にアレコレしても、結局仕事になるとまたイライラ…。でもストレスの原因は仕事にあるわけで、仕事を始めたらまたイライラするのは当たり前のことですよね。

もとは医学的な言葉ですが、問題の対処には対症療法根本療法の2種類があります。対症療法とは、症状を抑えるための治療で、頭痛がする時に飲む痛み止めの薬などがそれにあたります。

対して根本療法は、症状の原因を根本から取り除く治療です。頭痛が発生する原因を突き止めて、症状が出なくなるようにするという考えです。

対症療法は休日のショッピングやレジャー、お酒を飲むなど。でもストレスや悩みの原因は仕事にあるので、根本的な治療にはなりません。「痛み止め」の効果は長くは続かず、休日が終わり朝を迎えると「はぁ…」とため息をつきながら会社に向かうことになります。

決して休日の楽しみや自分へのご褒美などを否定しているわけではありません。もちろん心身のリフレッシュはとても大切です。それとは別に、余裕がある時に一度ストレスや悩みの原因と向き合ってみませんか?ということです。

すぐにストレスや悩みの原因が解決することはないかもしれませんが、「なんでイライラしているんだろう?」「何が問題なんだろう?」と考えるだけでも、頭が冷静になります。

ストレスを感じている時は、頭がカッカして心の中が嫌なことでいっぱいな状態。イライラしていても良いことはないので、冷静になれるのは大切なスキルです。

「なんで私は、こんなにイライラしているんだろう?」一度、心の中で唱えてみませんか?

おまけに、ストレスの原因が分かったらしめたもの。そうしたら今度は、同僚や上司に「愚痴」ではなく「相談」ができるかもしれませんね。

考え方その② 職場の人間関係は割り切って考える

エン・ジャパンの調査でも上位だった「人間関係」のストレス。もしかしたらあなたは真剣に考えすぎているのかも?少し楽になる考え方をお伝えします。

あなたはとてもまじめな人間で、会社の人みんなと仲良く、上手くやっていきたいと思っているのかもしれません。もしそうであれば、もっとドライに、割り切った考え方をしてみてはどうですか?

学校などと違い、会社の人と仲良くなる必要はありません。仕事がスムーズに進むように、報告・連絡・相談などがきちんとできていれば、それで十分です。

「良い人間関係を作ろう」といった考えが、あなたのストレスになるくらいであれば、その考えは捨てて良いのです。仕事のゴールは「みんなから好かれること」ではなく「成果を出すこと」ですから。

ポイントは、とにかく気にしすぎないこと。

相手はあなたとは違う人間です。例えば気に入らないことがあっても「そういう人もいるんだ」「私とは考えが違う人だな」と、受け流すことで、あなたの心にストレスをためないようにしましょう。

その上で、仕事をスムーズに進めるために、自分が変えられるところは変えていきましょう。報告・連絡・相談のマナーやタイミングなど、自分が相手に負担をかけていないか、見つめなおすことも大切です。

ちなみに、上司からパワハラを受けているなど、明らかに度を越したストレスを受けている場合は、すぐに周囲の人や会社の人事などに相談しましょう!

あなたらしく過ごせる方法を見つけよう

今回は、仕事をする上で避けては通れないストレス、特に人間関係に関する悩みについて、その考え方についてお伝えしました。

対症療法と根本療法という例えでもお伝えしたように、大切なことはストレスや悩みを「溜め過ぎない、抱え込み過ぎない」ことと、「(そもそも)ストレスを感じすぎない」ようにすることです。

イライラで心が支配されているのはもったいないです。仕事でのストレスや悩みを解消して、もっとあなたらしく、充実した毎日を過ごしましょう。

参考文献

仕事でストレスを感じる要因、第1位は「上司との人間関係」。
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3337.html


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