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男性脳と女性脳の違い?
男性との仕事を円滑にするコミュニケーションのコツ

Work Style  

新型コロナウイルスの感染拡大の影響などもあり、日本でもようやく多様な働き方が広まってきました。

多様性を表すダイバーシティという言葉も定着しはじめて、働くことに意欲的な女性、キャリア女子の活躍の場も少しずつ増えてきています。

そんな職場で頑張っている皆さんが苦労しているのが、異性と仕事を進めることの難しさではないでしょうか。特に上司や目上の人の多くは男性なのが現状で、コミュニケーションの難しさを実感している女性もいることでしょう。

実際、男性脳・女性脳などと言われるように、男性と女性では考え方に違いがあり、仕事の進め方にも表れると考えられています。

今回は男性と女性の考え方の違いに着目して、より仕事を円滑に進めるためのコミュニケーションのコツをご紹介します。

※脳科学に関する知見の是非を問うものではありません。性別における傾向からみた、ひとつの考え方として参考にしてください。

男性は論理、女性は感性を大事にする

仕事だけでなく、恋愛の世界などでもよく言われることですが、男性と女性では考え方に違いがあります。

何かを決断する時に、男性が重視するのは論理性。数字などを用いて比較検討した上で、納得して決断します。対して女性は感性を大事にすると言われています。あくまで傾向ですが、あなたはいかがですか?

私の体験談ですが、社内で企画書が全く通らないことがありました。自信を持って提案したのですが、何度も否定されてしまうのです。そんな私の企画書をチェック、承認する立場の上司は男性でした。

何度かやり取りをするうちに、上司が求める論理性や納得できる理由が企画書に入っていないことに気が付き、提案の根拠となるデータや数値を入れ込んだ結果、私の企画は承認されました。

これはどちらが良いとか悪いとかいう話ではありません、言ってみれば男性と女性は別の生き物で、相手に適したコミュニケーションを取る必要があるということを示しています。

もうひとつよく言われるのは、男性はゴール志向女性はプロセス志向という考えです。仕事の報告や相談をしていて、「結論から話して」と男性上司から言われたことはありませんか?

プロセス志向の女性は物事の順を追って話すことが多いですが、ゴール志向の男性は結論や話の着地点が見えないと混乱して、不安になります。そのために、順を追って話していてもそれが言い訳に感じてしまうことがあるようです。

もし「結論から話して」と言われることがあったら、ゴール志向の上司に合わせて話し方やコミュニケーションを変えてみると良いでしょう(本当は、お互いに歩み寄りが必要なのですが…現実的には部下が合わせることが多いですよね)。

これは他のコミュニケーションの場面でも活かせます。例えば、ゴール志向の男性は仕事の成果(ゴール)を褒められるとモチベーションがあがります。

それに対して、プロセス志向の女性は成果を褒めるよりも、仕事をする上での心がけや工夫などのプロセスをねぎらうとモチベーションが上がりやすいと言われています。

繰り返しですが、これはあくまで性別でみた傾向です。あなたはゴール志向、プロセス志向のどちらですか?

キャリア女子なあなたに「戦略的コミュニケーション」のススメ

いくつか例を挙げて、男性脳と女性脳の違いから見た仕事の進め方、コミュニケーションの方法をお伝えしてみました。

そして、今後さらなるキャリアアップを目指す女性の皆さんには「戦略的コミュニケーション」をおすすめします。「戦略的」なんてちょっと大げさですが、簡単に言うと相手に合わせたコミュニケーションを意識するということです。

上でも少し触れましたが、残念ながら?多くの会社、職場では上司や経営層といった立場が上の人間のほとんどが男性です。

本来は男性と女性の考え方や、仕事の進め方の違いに優劣などありません。しかし現実には、男性社会の色が濃い職場ではあたかもそれが「ルール」や「マナー」、そして「文化」となっていることが多いのです。

そして、あなたの素晴らしいスキルや能力がそのルールやマナーで発揮しきれないとしたら、とても残念なことです。そこで、あなたがやりたい仕事をすすめるために、意識的に相手に合わせたコミュニケーションを取るようにしましょう。

あなたがそのコミュニケーション能力を身に着けられれば、男性と女性の両方の気持ちや考えが理解できる、会社には欠かせない人間になれるでしょう。それくらい、相手に合わせることは意識的にやらないと難しいことなのです。

でもこの記事を読んでいるあなたは、きっと意識やアンテナを高く持っている人でしょう。自分ができそうなことから、実践してみてください。

最後に一番大切なことをお伝えします。それは「先入観を持たずにコミュニケーションを取る」ことです。

今回ご紹介した性別による違いは、あくまでもひとつの傾向です。こうしたパターンに当てはまらない男性、女性ももちろんいます。

やってはいけないのは「男性だから」「女性だから」といって決めつけること。肝心なのは、先入観を持たずに相手を一人の人間として理解しようとする気持ちや姿勢です。

そして、先入観や固定観念は普段の何気ない会話や態度から相手に伝わってしまうものです。「これだから○○は~」「やっぱりあの人は~」なんて言葉を使っていたら要注意、それは勝手な決めつけかもしれません(もちろん、本当かもしれませんが)。

もしあなたに心あたりがあるようなら、気が付いた今がチャンスです。一度先入観を捨てて、「この人はどんな人なんだろう」と相手を理解する努力をしてみてください。

そういった決めつけない態度が、きっとあなたの職場の良好な人間関係を作り、仕事のやりやすさにも繋がっていくはずです。男性と女性の違いを意識しつつも、相手のことを理解しようとする気持ちを忘れずにしましょう。

参考文献

どれだけ違う?女性脳と男性脳 会社で受け身の女性「やる気がない」ではない – 産経新聞

https://www.sankei.com/article/20170116-NLD2737H5BJWFIGQE76Y6JXTZA/