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今更聞けない?!大人のマナー“お歳暮編”

お歳暮といえば、もはや年末の風物詩ですよね。
一年の締めくくりに、お世話になった方々へ、感謝の気持ちを伝える行事です。
社会人として、お歳暮をきちんと贈れると、感謝の気持ちもより伝わって、信頼感も増しますよね。
でも、NGなこと、大事なルールなど、マナーが色々とあって大変そうです。
今回は、そんな、お歳暮のマナーについて、お話します。

そもそも、お歳暮って誰に贈るの?

お歳暮は、お中元とも似ていますが、一年の上半期の夏に贈るお中元と違って、一年間の感謝と、「これからも末長くよろしくお願いします」という挨拶が込められています。仕事でお付き合いのある方や、会社の上司など、【目上の方】に贈るのが一般的です。他にも、学生時代の恩師や、離れて暮らしている家族や、友人に送ることもあります。カジュアルなお歳暮も増えていますが、お世話になった上司に贈るなら、マナーにも気をつけたいことろですね。

会社のコンプライアンスに反しないか

最近では、社内における贈答品のやり取りを禁止する企業も増えています。同様に、社外や取引先にも贈らない企業もあります。まずは、社内ルールを確認しましょう。社内ルールが特にない場合は、上司によっても、贈答品についての重要視が変わります。贈ると喜ばれそうか、贈答品には無頓着か、普段の上司の取引先への手土産の有無などを気にしてみましょう。

上司に贈るなら

お歳暮は、敬意のこもった挨拶です。「挨拶のできる人だ」と思われることもありますが、「評価を得たい気持ち」で贈るのはNGです。お返しを期待しない、感謝の気持ちで贈りましょう。けれど、贈るなら、より喜んでもらいたいですよね。上司のライフスタイルや、好みのもの、苦手なものなど、日々のコミュニケーションに耳を傾けて選べると理想です。結婚をしている上司に贈るときには、奥さんや、お子さんが喜ぶ、人気のスイーツや、家族団欒での食事の品物を贈ると、家族も喜び、上司への配慮にもなります。一人暮らしの上司には、お酒好きなら、ちょっとリッチなお酒。料理好きには、上品な調味料セットもオススメです。しかし、商品券や靴、鞄などの仕事道具は、上司に贈るには失礼とされているので、避けましょう。少し、難しいですが、じっくりと考えて、選んでみましょう。きっと、仕事でもプラスに影響してくると思います。

さて、ここからは、細かいマナーについてです。 一度知っておくと、今後も役に立つと思うので、是非、参考にしてみてくださいね。

お歳暮を贈る時期

地域によって若干異なりますが、関東では12月初旬〜20日頃、関西では12月10〜20日頃が一般的です。年末の時期に贈るお歳暮では、お正月用におせち料理や、鍋料理の食材も人気ですが、賞味期限のある生鮮食品を贈る場合は、年末に送りましょう。また、お歳暮は、「お祝いごと」ではない為、贈る・送られる側のどちらが喪中の場合でも、贈ることができます。ただし、四十九日を過ぎてからが望ましいです。

贈る時のマナー

正式には、風呂敷に包んで持参するのがマナーですが、遠方であったり、かえって、相手に気を遣わせてしまう為、最近では、お店やインターネット通販からそのまま【発送する】ことが一般的です。しかし、ここで注意したいのが「送り状」です。まずは、品物よりも先に、「送り状」を郵送します。品物に同封することもありますが、先に送る方が丁寧です。上司や目上の方には、ハガキで送り、親戚や友人には、手紙で近況などを合わせて伝えるのも、喜ばれるでしょう。

送り状へのメッセージには、感謝の気持ちと、品物を送ったことを明確に書きましょう。

【上司へのメッセージ例】

拝啓 いよいよ年の瀬も迫り、ご多忙のことと存じます。 〇〇様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 今年も未熟な私どもにご厚誼いただき、誠に有難うございました。 つきましては、〇〇様への日頃の感謝と歳末のご挨拶として、お歳暮の品を (〇〇デパートからクール便にて、20日に到着予定で) 贈らせていただきました。 今後とも、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。                                              敬具

おすすめお歳暮ギフト

スイーツは、お子さんや年配の方でも食べられる、柔らかい焼き菓子や、見栄えの良いケーキや、フルーツの盛り合わせが定番です。ブレイクタイムに嬉しい、コーヒーセットや、お茶セットも人気です。


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