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【紹介&体験談】スポーツジムに通う夫婦がハマったスパルタンレース

Life Style  

みなさん、近年にわかに注目を集めているスパルタンレース(SPARTAN RACE)をご存じですか?

私は通っているスポーツジムでその存在を知り、実際に夫婦でレースに参加したのですが、ハマってしまいました!

今回は、これから盛り上がること間違いなしのスパルタンレースの情報をまとめました。私のレース体験談とあわせて是非紹介させてください。

スパルタンレースとは?

スパルタンレースの始まりは2010年、もともとはアメリカの一部地域で始まった耐久・障害物レースでした。

それが10年ほどたった今では、世界42か国、年間総参加者100万人以上のグローバルなレースイベントに成長し、世界最高峰の障害物レースとまで言われるようになりました。

レース発祥の地アメリカでは、年間60レースほどが開催されており、その模様が全米規模でテレビ放送されるほどの人気だそうです。

さまざまな身体能力が求められる障害物レース

スパルタンレースではさまざまな障害物と過酷なレース環境が待ち受けています。大きな重りや立ちはだかる壁、有刺鉄線、炎(!)など、20~30個の障害物をクリアしながら、山道や泥沼などの起伏の激しい場所を走り抜ける、まさしく“スパルタ”なレース。

障害物をクリアするために腕力、脚力、体のバランスなど、さまざまな身体能力が求められるのが特徴でもあります。日本のテレビ番組でSASUKE(サスケ)という競技がありますが、障害物はあれをイメージしてもらうと少し近いかもしれませんね。

コースの距離や障害物の難易度などで、SPRINT、SUPER、BEASTといったコースに分かれていて、さらに各コースの中で「エリート」「エイジグループ(年齢別)」「オープン」といったカテゴリー(参加スタイルのようなもの)を選択します。

協力プレイも可能なオープンカテゴリー

「エリート」は賞金をかけて個人タイムを競う、いわばガチの人向けのカテゴリーです。はじめてやる方や、友達と参加する方におすすめしたいのが、オープンカテゴリーです。

オープンカテゴリーの醍醐味は何といっても参加者同士で協力が可能なこと。障害物クリアのためにみんなで力を合わせる、そんな楽しみ方ができます。チームでゴールした時の充実感はたまらないと思います。

スパルタンレースはそのハードな内容にも関わらず、女性の参加者も多いようですが、オープンカテゴリーの影響もあるのかもしれないですね。

日本でも人気沸騰中

そんなスパルタンレース、日本では2017年から国内レースが実施されています。

2018年には全国で3レース、2019年には4レースが開催され、参加者もどんどん増えていたのですが、2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのレースが延期・中止となっています。

私も、2020年3月に開催予定だった「沖縄 美らSUNビーチ」に夫婦でエントリーし、宿も2泊3日で予約、観光地やグルメのリサーチもして準備万端!だったのですが、残念ながら新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期となってしまいました。

そんな中ではありますが、2021年9月18日(土)には新潟(GALA湯沢スキー場)で、感染対策を実施の上レースが開催されるようです。

参加費用はコース、カテゴリーに応じて14,000~25,000円。上位コース、カテゴリーになるほどチケット代は高くなります(詳しくは公式サイトへどうぞ)。

まだまだ、新型コロナの影響が大きく、遠出をしたり、観光といった気分にはなかなかなれませんが、ウイルスが終息したら、私も観光を兼ねて、地方のスパルタンレースに参加したいです。

スパルタンレース体験談(2018年12月・仙台スタジアム)

ここからは、私がスパルタンレースに参加したきっかけや、実際に参加したときの体験談をお伝えしたいと思います。

もともとは夫がダイエット目的で始めたスポーツジムに私も一緒に入会したところ、そのジムでスパルタンレースの存在を知りました。トレーニングにハマった夫が、スパルタンレースの参加費をジムが負担してくれるという抽選に応募し、当選したところから始まります。

夫は当選したレースに参加したところ、日頃のトレーニングの効果が実践でき、また達成感が味わえるのがいいようで、それから連続して6回参加し全て完走しています。

そんな夫の姿を見て、私も気にはなっていたのですが、ホームページを見ると強靭な男性ばかりが映像に出ていて、女性には無理では・・・と二の足を踏んでいました。

しかし、女性のインストラクターやスポーツジムでよく会う会員の女性から参加した時の話を聞いて、タイムを競わないオープンカテゴリーなら、チームで助け合いもできるのでやってみよう!と思い、参加を決意しました。


そして2018年12月中旬、雪がちらつく中、仙台スタジアム(SPRINTのみ/5km以上・障害物20個)※でのレースに参加しました。※総参加者:2599名、観客動員数:499名

最初の難関ポイント?高い壁ですが、私自身高い所は苦手ではないので、スイスイ登れました。重りを持ち上げる障害物は、旦那やスポーツジムのスタッフとそれぞれの重りを協力して持ち上げ、クリアすることができました。まさにオープンカテゴリー、スパルタンレースならでは!の瞬間です。

スパルタンレースの良いところは、オープンカテゴリーであれば協力プレイができるところと、さらにもうひとつあります。それがクリアできない障害物はバーピーという全身運動を代わりにすることで、クリアとみなして次に進めるというルールです。

バーピーとは、スクワットやジャンプ、腕立て伏せなど、一連の流れを行う全身運動のこと。YouTubeでもたくさん動画が見られて、ダイエットにも効くので皆さん調べてやってみてください!

流石に全ての障害物をバーピーでクリアすることはできませんが(最低2個はクリアしないといけない、などのルールがあります)、このルールによって、目の前の障害物に手も足もでなくても、何とか挫折せずに進めました(もちろんバーピーもメチャクチャしんどいのですが…)。

レースも終盤に差し掛かったころ、私にとって最大の山場が訪れました。その障害物は、スタジアムの階段や非常階段のような階段を、女性は20kgの重りを持って何度も昇り降りするというもの(ビールのタンクを担いで売っている人のような感じです)。

ここに来るまでにかなり走り、障害物やバーピーをした腕と足にはかなりの疲労感が。そこに20kgの重りはかなり応えました。さらにこの障害物、上っている階段が前にいる人たちで詰まることも。こんな時、いったん止まる方がしんどい、そう感じませんか?

自分のペースで進めないこともあり、この障害物が一番辛かったです……。そして障害物があるとはいえ、5kmという距離でもかなりつらく、自分の持久力のなさに驚きましたが、なんとか完走できました!

ゴールして、メダルとFINISHERのTシャツをもらうことができた時の達成感は大きく、頑張ったかいがあったな、と素直に感じました。

この成功体験に味をしめた私は、2019年7月上旬に開催された、会津若松(鶴ヶ城周辺)のレース※にも参加し、こちらも完走することができました。※総参加者:2476名、観客動員数:1018名

レース紹介でも挙げましたが、「仙台」、「会津若松」と行った観光地でレースが開催されるので、宿泊とあわせて観光を満喫するのが大変オススメです!

私達も、せっかくなので街を満喫しよう思い、前日昼ごろに現地入りし、観光地巡りや現地の食べ物を頂いたり、そこでしか買えないお土産を買ったりと、充実した時間を過ごしました。

観光だけでもない、運動だけでもない、両方楽しめて心も体も充実できるのがスパルタンレースの魅力だなと感じています。また、スパルタンレースに参加するようになってから、ジムでのトレーニングにもより熱が入るようになりました。


今回は私達夫婦がハマったスパルタンレースについて紹介してみました。

まだまだ新型コロナの影響で、ジムやスポーツも満喫できる状況ではないですが、ウイルスの終息を願いつつ、次のレース参加に向けてトレーニングを続けたいと思います。

スパルタンレース、気になった方はぜひチャレンジしてみてください!


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